初雪前にやっておきたいこと
青木三山制覇!
を目指していたものの、あっという間に初雪が降ってしまいました。
三つ目の夫神岳は、実は1回登ったのです。
ただ、天気が悪くて途中でお弁当だけ食べて引き返す羽目に。
その後、天候を伺っていましたがなかなかタイミングが合わず、来春への持ち越しとなりました。
青木村の初雪は11月下旬
で、初雪です。
本日11月20日、青木村の平野部でも初雪が降りました。
(数日前から、雨が降ると村の標高が高いところ<=山頂>はうっすら白くなっていました)
数日前の『信濃毎日新聞』で、野沢村(北信にある野沢温泉&野沢菜漬けで有名な村)で積雪という記事が載っていたので、青木村もそろそろかしらと想像していました。
降り始めたのは夜中で、朝起きてみると、庭はこんな具合。
最初「ずいぶん濃い霜だな」と思ったんですが、よく見ると雪でした。
山々は、山裾に近いところまで白く化粧されていて、朝日に輝いて神々しいほどです。
青木村の中でも標高が高いところは、もうちょっと積もっていたみたいですね。
ちなみに、茅野に住む友人宅も積もっていました。
昨年も11月下旬が初雪だったので、このあたりが青木村のスノーシーズン入りということになりそうです。
タイヤ交換はけっこう大変
となると問題は車のタイヤ。
減りを少なくするためにもできるだけひっぱりたいところですが、あんまりひっぱると、いきなり降雪して朝慌てることに。
(忙しくて寒い朝にタイヤ交換なんて考えるだけで悪夢!)
今年は、夫が昨日のうちに変えておいてくれたので、ベストタイミングでした。
おかげで朝、保育園の送りも危なげなくこなせましたよ。
タイヤ交換も、慣れるまではちょっと大変なようです。
昨年は、デリカのジャッキアップポイントを間違えて、部品を曲げてしまう失敗も。
ジャッキも車載工具だと使いにくかったようで(車載工具あるあるですね)、結局フロアジャッキを買っていました。
今はオール手動でタイヤ交換していますが、夫は「コンプレッサーがほしい」と言っています。
ナットをゆるめるのと締めるのがやはり大変なようで。
1台ならいいんですが、3台となると……。
(1本のタイヤにナットが4~5個)×(タイヤ4本)×(車3台)=最大60回×2(ゆるめて締めて)=最大120回
タイヤに空気を入れるのも大仕事。
今は手動の「しゅこしゅこ」なので、デリカの大きいタイヤだと1本500回くらいしゅこしゅこしてるみたいで。
……。
「60歳になったら、コンプレッサーを買うかも」と言っていました。
後日、クロスレンチの使い過ぎで大胸筋が筋肉痛になっていた夫、今すぐ買っても誰も文句は言わないよー。
もちろん、水は凍っていました。
下の写真は、駐車スペースのコンクリート部分に残った水が凍結したものです。
水道管のヒーターは死活問題
雪が降る少し前には、水道のヒーターをオンにするという儀式も必須です。
これをしないと確実に、水道管の凍結・破裂という悲惨な事態を招きます。
ヒーターにはセンサーがついていて、標準的なセンサーだと2℃くらいでオンになります。
が、2℃だとまだ水は凍結はしません。
しかも、このヒーター、けっこう電気代を食うのです。
(月2万とか平気でいきます)
そこでホームセンターで、センサーの感知能力がもっといいタイプ(要はもっとギリギリでオンになるやつ)を買うことになります。
これについては「セーブ90」(テムコ)と「節電太郎」(野村ユニソングループ)がほぼ独占しています。
そのせいか、どこで買っても(通販であっても)ほぼ同じ値段です。
1つがけっこうな値段する上に、複数本買うことになるので、そこそこの出費です。
それでも、長い目で見れば電気代よりはマシなので買うしかありません。
新築住宅ならば、水道管を屋外に露出させずに壁の中を通す施工で、こういう手間が一切不要になる場合もあります。
以前、少しだけご縁のあった中古住宅で、誰も住んでいない間に水道がほぼ凍結・破裂していたことがありました。
修理代がとてもかかる上に、水道だけでなくユニットバスやトイレも交換しないとどうにもならず、寒冷地の凍結防止は死活問題だと実感しました。
青木村は北信のような豪雪地帯ではないので、雪対策はあまり必要ありません。
(とはいえ、この辺でも数年前に一晩で1メートルくらい積もる“珍事”があり、往生したそうです)
雪は積もっては溶けを繰り返す程度に降り、気温はマイナス10℃はいきます。
それなりに冬支度が必要な場所であることには、変わりありません。
寒いのはいろいろ大変なことも多いですが、また違った表情が見えてきて、それはそれでいいなと思う青木村初心者なのでした。